VirtualBox で動かしている CentOS に Web フレームワークの Catalyst をインストールしてみた
VirtualBox 4.2 で動かしている CentOS 5.9 に Perl の Web フレームワーク Catalyst をインストールしましたので、そのメモです。
作業手順はこちらのサイトを参考にしました。
初めてのCatalyst入門(1) PerlによるWebフレームワークCatalystとは? (1/5):CodeZine
perl のアップデート
CentOS 5.9 はデフォルトで perl 5.8.8 がインストールされていますが、参考サイトでは Catalyst をインストールする前に perl 5.8.9 にアップデートしていたのでそれに倣いました。
$ wget http://cpan.org/src/perl-5.8.9.tar.gz $ tar zxvf perl-5.8.9.tar.gz $ cd perl-5.8.9 $ ./configure.gnu -Dusethreads -Dinc_version_list=none $ make $ make test $ make install
ちなみにリビルドするときは以下の手順になります。
$ cd perl-5.8.9 $ make realclean $ rm -fv config.sh Policy.sh $ ./configure.gnu -Dusethreads -Dinc_version_list=none $ make $ make test $ make install
CPAN の設定と Catalyst のインストール
以下のページの手順通りで特に問題なくインストールが出来ました。
ただ、Catalyst は依存モジュールの数が多いため、インストールにはそれなりに時間が掛かります。
初めてのCatalyst入門(1) PerlによるWebフレームワークCatalystとは? (2/5):CodeZine
Catalyst のバージョン確認
2013/05/06 現在、Catalyst のバージョンは 5.90030 です。
PSGI にもデフォルトで対応しているようです。
$ perl -MCatalyst -e 'print $Catalyst::VERSION."\n"' 5.90030
テストサーバが使用するポートの開放
CentOS は初期状態では最小限のポートしか開いていないため、(必要ならば)テストサーバが使用するポート(デフォルトで 3000番)を開けます。
$ iptables -I INPUT -p tcp -m tcp --dport 3000 --syn -j ACCEPT $ service iptables save $ service iptables restart
動作確認
以下の操作でテスト用プロジェクトを作成し、テストサーバを起動します。
$ catalyst.pl Hello $ ./Hello/script/hello_server.pl
テストサーバ起動後、ホスト OS の Web ブラウザでテストサーバにアクセスして、Catalyst の Welcome Page が表示されれば成功です。
e.g. ゲスト OS のIPアドレスが 192.168.56.101 だった場合、Web ブラウザで 「http://192.168.56.101:3000/」のURLを開きます。
以上です。